コンテナハウスを住宅として活用する

コンテナハウスを住宅として活用する

コンテナハウスは、もちろんハウスという名前がついているからには住宅として活用することを前提としているわけですが、それも十分に可能です。
コンテナハウスとは何かと言えば、別に珍しいものでも何でもなく、一般にも良く知られているコンテナをほぼそのまま住居にしようということになります。
もちろんコンテナは物品の輸送が主な用途であってそれに適したように作られていますので、そのままで人が住むにはあまりにも不適当です。
電気やガスはありませんし、水道もありませんから、ベッドルームくらいにはすぐにできたとしてもキッチンや洗面、バスルームなどは追加工事が必要になります。
壁は鋼鉄製で頑丈ではありますが、断熱効果は全くと言っていいほどありませんので、そのままでは夏は極端に暑く、冬は極端に寒くなってしまいます。
ある程度は断熱材を入れないと快適には過ごしにくいでしょう。
これらを解決すれば、工期の短さとコストの安さは大きなメリットになります。

コンテナハウスは自在にカスタマイズできるのが魅力

コンテナハウスの大きな魅力の一つが、自由自在にカスタマイズできることです。
一つのコンテナハウスは基本的に箱状のシンプルなものですが、そのシンプルさゆえに工夫次第で様々なカスタマイズをすることができます。
例えば、複数のコンテナハウスを重ねて設置することもできますし、コンテナ同士をつなげて広い空間に仕立てることだってできます。
コンテナ自体もかなり自由にアレンジ可能で、一面全部をガラス張りにしてみたりもできますし、階段で屋根の上にのぼれるようにして日光浴などができる屋上スペースを設けたりすることだって可能です。
リフォームしたり増築したりするのもやりやすいでしょう。
ただ一応は住宅ですから、何でもかんでも自由にできるというわけではなく、建築基準法などに違反しないように配慮する必要はあります。
それから、コンテナハウスを丸ごと引っ越したりすることもわりと簡単に出来ます。
基本的にコンテナを固定しているだけですから、外して他の場所に持っていくことが可能です。